top of page

授業備品 NO.257(2024.8.10)「新教師と子どもの授業評価」未来R型

  • 執筆者の写真: 西留安雄
    西留安雄
  • 2024年8月22日
  • 読了時間: 5分

PDF版(クリックで表示されます。)


 「個別最適」「協働的場学び」等も、「学び方」の一つである。学習指導要領が変わるのかをもう一度考えると、「学び方(主体的・対話的で深い学び)」の構築に行き着く。

 下記の項目は、日本中の学校ですでに取り組まれている項目である。この項目の達成には、これまでの教師だけが授業をするのではなく、子どもが授業を受けるから創ることで可能となる。これまでの授業改革への学校の向き合う(校内研修を含む)、教師自のポジティブな校内研究へ関わる、子どもが授業改革へ参画する等を再点検するとよい。特に子どもが授業を創る評価項目は、新たな校内研修の充実につながると思う。子どもたちが授業づくりに参加すれば、動かなかった校内研究や授業改改革が一気に進むだろう。


◆新子供が「主体的・対話的で深い学びの授業づくり」のための授業改善チェック項目(教師用)

校内研究の学校の在り方評価

1 自校や自地域でしか通じない教師の授業理論(従来型の授業観)が蔓延していませんか。

2 教科書の内容を教える・なぞる従来型の授業を行っていませんか。

3 校内研修は「学び方」に特化した内容になっていますか。

4 「教科の見方・考え方」の育成は、校内研ではなく他の研究会で行うようになっていますか。

5 全員のチーム力、授業を変えるメンタル力、スタンダード技術が教師に備わっていますか。

6 学校や授業のリーダーが授業を語れますか。

子どもが授業を創る授業評価

7 子ども授業創り(仮)委員会(教師の校内研究推進委員会と同じ)がありますか。

8 子どもが研究授業の冊子や研究紀要の作成の一部を担っていますか。

9 子どもが研究会の司会役、次第や垂れ幕作成等に参加していますか。

10子どもが自校の授業の特徴を語れますか。

11子どもが学習スタンダードの支援案(子供版指導案)を作成していますか。

12学習リーダーと教師が学習課題や教材内容について、前日に打ち合わせをしていますか。

13学習リーダーがワークシートを作成していますか。

14学習の攻略方法(マナブック)を子どもたちで話し合って作成していますか。

15学習リーダーが、黒板のグッズ貼りや教材教具の準備をしていますか。

16ヒント出し(学習リーダー)や先行研究している役割の学習リーダーがいますか。

17キーワード(教科用語)を事前に作成、授業開始時に作成等の学習リーダーがいましたか。

18板書は教師ではなく子どもが使うようになっていますか。(教師主導の板書を止めていたか)

教師自身の評価(本時の評価)

19学習課題は、行動目標型(~ができる)で出来ていますか。

20学習課題(めあて)を書いた後、すぐに「まとめの1行目」を書きましたか。

21見通し3視点(学習内容・学習方法・アイテム)で見通しを立てましたか。

22ちょこっと学び(見通しや自力解決や考察)がたくさんありましたか。

23子どものパフォーマンス(発表、説明、作成)がたくさんありましたか。

24子ども全員が、個人の考えをタブレットや付箋紙、ノート等に書きましたか。

25班長が発表し、それを基に全員で考察をする方法を止めていましたか。

26ワールドカフェがありましたか。

27ゼミ型、班集合型、3色マーカー型の考察方法(7通り、備品256号)等がありましたか。

28タブレットを使った時間がありましたか。

29まとめは、全員同じ書き方ではなく、子どもが自分なりに書きましたか。

30振り返りは、子どもの想いがよく出ていますか。

31問題解決学習の段階を柔軟にする工夫がありますか。

32教師が話す時間は短かく、子供たちが話す時間が長いですか。

33教師は話すのを我慢出来ましたか。

34教師は黒板の前から離れましたか。

35教師一人で授業を進めていないですか。

36セルフに近い授業となっていますか。

37学習内容が分からない子が授業とは違うことをしていませんでしたか。

38一斉学習は、少なかったですか。

39挙手、指名、発表は少ないですか。

40指導計画(学習計画やマナフリシート)を作成し掲示しましたか。(課題作成の必須なアイテム)

41「本時でつけるべき力」(学習指導要領そのもの)が掲示されていましたか。

42教師は主に個別指導をしていましたか。


◆子どもが授業創りに参加しているかのチェック項目(児童生徒用)

子どもが授業を創る授業評価

1問題解決的な学習(学習スタンダード)の方法を知っていますか。

2子ども授業創り(仮)委員会で学び方の方法を話しあっていますか。

3研究授業の冊子や研究紀要の作成を子どもたちが一部を担っていますか。

4子どもが研究会の司会の役、次第や垂れ幕作成等に参加していますか。

5子どもが自校の授業の特徴を語れますか。(文章に記してもよい)

6子どもが学習スタンダードの支援案(子供版指導案)を作成していますか。

7学習リーダーと教師が前日に学習課題や教材内容について打ち合わせをしていますか。

8学習リーダーがワークシートを作成していますか。

9学習の攻略方法を子どもたちで話し合っていますか。

10学習リーダーが、黒板のグッズ貼りや教材教具の準備をしていましたか。

11ヒント出し(学習リーダー)や先行研究している役割の学習リーダーがいましたか。

12キーワード(教科用語)を事前に作成、授業開始時に作成等の学習リーダーがいましたか。

13全員が学習リーダーになりましたか。

14板書は子どもが使うようになっていますか。(教師主導の板書を止めていたか)

15学習課題(めあて)を書いた後、すぐに「まとめの1行目」を書きましたか。

16見通し3視点(学習内容・学習方法・アイテム)で見通しを立てましたか。

17ちょこっと学び(見通しや自力解決や考察)をたくさんしましたか。

18パフォーマンス(身振り手振りで)で、自分の考えを説明しましたか

19仲間や他の班の説明を聞く時は、必ずメモをしましたか。

20自分の考えを必ず、出しましたか。

21先生に話をさせるのではなく、自分たちで授業を進めましたか。(セルフ授業)

22ゼミ型、班集合型、3色マーカー型の考察方法(7通り備品256号)をとりましたか。

23ICTで自分の考えを整理していますか。

24まとめや振り返りは、先生が書いたものを写さず、自分なりに書きましたか。

25前を向く一斉学習を減らしましたか。

26全員が授業に参加していましたか。

Opmerkingen


Copyright 2019 Nishidome Yasuo All Rights Reserved.

bottom of page